長男出産の話し:出産編~ H22・1・8(土)
本当にありがとうございます。
前回も書かせて頂きましたが、
私の記録の為にも、今回の出産エピソードを
まとめさせて頂きました。
(前回の陣痛編~は コチラ→☆)
では、いよいよ出産編~です!
12月7日 12時頃 陣痛は3分間隔を切っているものの、
子宮口が5センチしか開かず…破水もなし…
さすがに、私の体力も何度も限界を迎え、
意識が飛ぶことが( ´△`)
もぅ身体は「出したい!」となっており、
痛みが来る度にいきみたい衝動が。
しかし、まだまだいきむ訳にはいかず、
ひたすらいきみ逃がしの為に、
「鼻から吸って、口から長ーーーく息を吐くように」
と助産師さんから言われ、母と妹ちゃんも一緒になり、
3人で「ふぅーーーーーーーー」と声を出して何度も息を吐く。
陣痛室は、裸同然の妊婦さんが数時間こもる為、
とっても暖かくなっていました…というか、暑い!(爆)
もう汗びっしょりで気持ちが悪くなり、
冷えピタをおでこと首の後ろに貼ってもらい、
さらさらパウダーシートで、ひたすら妹ちゃんに
身体を拭いてもらってました。
12月7日 14時頃 とうとう分娩室へ移動。
これでやっと出せる!!!
そう思って、ホッとしたのもつかの間…
子宮口がなかなか開かない為に、誘発剤を追加(汗)
もぅここから、地獄のような痛みでした(TωT)
1分間隔になっているのに、子宮口が開かない!
私もヘロヘロになっており、半泣きで
「もぅヤダ~!早く~!」と泣き叫ぶ始末…
そこへ様子を見に来た先生が、
「ちょっと子宮口広げるから~」
と手を突っ込んでグリグリと……!!!!
ようやく子宮口が7センチほどになり、
ついに破水!!!……人口破水ですが。
結局、お産を進める為、助産師さんに破水してもらいました。
破水した瞬間、本当にじゃーーーーーーーという程の、
まるで温泉にでもつかっているような温かいお湯が!
すでにいきみたいのをガマンしてから、
5時間近く経っており、私のガマンも限界に。
「もぅ、いきみたーーーーい!」
何度も叫ぶも、助産師さんになだめられてしまい、
行き場のないエネルギーを逃がす為に足をジタバタ(笑)
またまた様子を見に来た先生が、
「どれ~そんなにいきみたいなら、やってごらん~」
それを聞き、次の波で思いっきりいきむと…
「おぉ~頭見えて来たよ~」
その言葉に安心して、やや力尽きた私(笑)
なんとここに来て、また陣痛が遠のきそうに…
気が付くと陣痛がまた3分間隔に戻ってしまっていたのです。
そこへまた様子を見に来た先生が…とうとう怒る…
「あと1時間でダメなら、お腹きるぞ!
誘発剤あげて!なにを見てるの!ほら、準備!」
実は、私のお産には、助産師学校の学生さん達が入っていました。
もちろん、事前にOKしていました☆
しかし、この学生さん達に、助産師さんが指導・説明しながら
お産を進めるので、ものすごく時間が掛かっていたのです。
素人の私から見ても、それは後で説明して~
と思う事が何度もありました…
でもね、未来の素敵な助産師さん達を育てる為!
と、何度も自分に言い聞かせて…ね(^u^;)
そして、誘発剤をあげたので、またまた痛みの間隔が、
あっと言う間に短くなり、再び激しい痛みが!
「口をしっかり閉じて、ヘソを見る様に力入れて!」
「もっと、もっと、いきみ続けて!」
「そんなんじゃ出て来ないぞ~!」
先生の口調もだんだん強くなり、とうとう頭が下りて来た!
しかし……そこからまた出て来ない…
何度かいきむものの、あと少しなのに出て来ない!
とうとう先生が、
「これ以上はダメだ!吸引する!」
吸引の道具を袋から出した瞬間でした。
「出るーーーーーーー!!!!」
私の声と、先生の「おぉ!」がほぼ重なり、
先生は道具を投げ捨て、私の足元に。
「ほら頑張れ!最後だ!」
先生の掛け声と共に、全身全霊の力を込めていきむ。
「…この一回で、絶対産む!」
いつの間にか痛みが無くなり、ただただいきみたいだけに。
そして……
「よ~し、ストップ!ゆっくり息吐いて~」
ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー……
12月7日 18時23分 ずるっ!すっぽん!!!←本当にこんな感じでした!
次の瞬間………
「めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
なんとも弱弱しい、息子の産声が(笑)
無事に3124グラム 元気な男の子の誕生でした☆
26時間におよぶお産となりましたが、初産だしね…
息子くんもキレイにしてもらい、私の後処理も終わり、
母と妹ちゃんが再び分娩室へ。
と、思ったら父と叔母と従弟まで!!!
いつの間にか駆けつけてくれていました。
そのまま、みんなに囲まれたままカンガルーケア。
産まれたての息子くんは温かくて、生臭かった(笑)
さて、息子を産み落とした瞬間、頭の霧が晴れたように、
急に頭や身体がスッキリとしました。
そう、あんなに体力を使い果たし、丸二日寝ていないのに、
急に元気になってしまったのです。
アドレナリンが出過ぎて、マヒしてしまったんでしょうね( *´艸`)クスクス
実は、出血も多くて輸血するかギリギリだったそうです。
産道の中も裂けてしまい、そこからも出血(泣)
おちり(脱肛)と産道(裂傷)と会陰切開のトリプルパンチで、
次の日からは、しばらくペンギンの様に歩いていました(笑)
息子が産まれた時、感動の涙…は全く出ず(爆)
「足と手の指、ちゃんと5本ありますか!?」
と真っ先に聞いた私…
だって、一番不安だったんだもん~
でも、立ち合えなかった夫が翌日に来てくれて、
「この子がたとえ、目が見えなくても、耳が聞こえなくても、
生きていてくれればいい、どんな子でも可愛い。」
と言ってくれました。
私も、全く同じ気持ちでした。
大切な事は、私達を親として選んで産まれて来てくれたこと。
今ここに、望まれた命が産まれたということ。
それだけです。
出産を終えて、一番感じたのは…
「妊娠・出産を経験してプラスにはなるけど、
経験していないからと言って、マイナスにはならない」
ということです。
私自身、妊娠前まで介護施設で働いていたこともあり、
結婚してからの、周りの利用者様からのプレッシャーを
かなり感じていました。
病気を抱えていたこともあり、劣等感や焦りもありました。
何を言われても、素直に受け入れられず、
妊娠した友人・知人を妬むことすらありました。
何よりも、子供を望んでいた夫に、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
結果、こうして息子を授かることが出来、
多くの方に祝福されて出産を迎えることが出来て、本当に幸せでした。
でも、それは夫との充実した生活があり、
今までもこれからも、変わらない安心感があった上での、
延長線上に妊娠・出産に恵まれただけ。
私達は二人でも、幸せに生きて行く自信がありました。
うまく言えないけど、一番底にある大切な事はそういうことなんじゃ…
だから、心を痛めている方にはぜひ伝えたいです。
「マイナスにはならないよ…」
さてさて、ここまで長々と他人の出産話しに耳を傾けて下さって、
本当にありがとうございました&お疲れ様でした。
そして、妊娠中からずっと応援して下さり、
見守っていて下さった皆様…本当にありがとうございました!
もち・つき・うさの3匹同様に、
目に前の命にしっかりと大人として責任を取ります。
出来る事は限られるけど、無限の愛情を注ぎます。
改めて、支えてくれた家族・友人・知人
そしてブログを見て応援して下さった皆様、
息子に出会わせてくれた旦那さま、
私のお腹で育ってくれて、産まれて来てくれた息子くん…
本当に ありがとう

大変申し訳ありませんが……
諸事情により、只今コメントの返信は出来ないことが
ほとんどの状態です。
その分、皆さまの所へお伺い出来れば…
と思っております。
それでもいい!という方、コメントを頂けると死ぬほど嬉しいです(>_<)
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